この記事のポイント
小さな基板を傾けると、画面の数字も変わる。Leafonyの環境センサと公式サンプルで、最初の電子工作を楽しんでみませんか。
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小さな基板から温度や湿度の数字が届く。そっと傾けると、今度は動きの数字が変わる。LeafonyのEnv Sensorsで、そんな小さな実験をしてみました。
電子工作に興味はあるけれど、何から始めたらよいか迷っている方へ。今回は、用意されているサンプルプログラムを使って、センサの値が見えるところまで試してみます。
この1枚で、温度も動きも見える
AI05 Env Sensorsは、周りの温度・湿度・気圧と、基板の傾きや動きを調べるためのセンサリーフです。温湿度・気圧のセンサ「BME280」と、3方向の加速度を測る「LIS2DW12」が、小さな1枚の基板に載っています。
このセンサリーフに、プログラムを動かす「AP03 STM32 MCU」と、PCにつなぐためのリーフや電源を組み合わせます。センサが測った値をAP03が読み取り、USB経由でPCに表示する、という流れです。
| ① 測る | ② 読み取る | ③ 数字を見る |
|---|---|---|
| AI05 Env Sensors 温湿度・気圧・動き | AP03 STM32 MCU サンプルを実行 | PC USBで受信・表示 |
まずはサンプルを、そのまま動かす
使うのは公式の「read_sensors」というサンプルです。最初から自分でプログラムを書かなくても試せます。役目はシンプルで、1秒ごとにセンサの値を読み、PCへ送ります。
PCでサンプルを準備し、AP03へ書き込んだら、実行モードに戻して測定を始めます。AP03にはProgram/Runの切り替えスイッチとResetボタンがあります。図で場所を確かめながら、書き込むときはProgram、動かすときはRunにし、それぞれ切り替えた後にResetを押します。
温湿度と気圧が、数字になって届いた
実際に動かすと、温度・湿度・気圧に加えて、X・Y・Zの加速度が1秒ごとに表示されました。2026年11月6日に読み取った値の一例です。
| 測ったもの | 表示された値 |
|---|---|
| 温度 | 30.62℃ |
| 湿度 | 34.83%RH |
| 気圧 | 1006.17hPa |
| 加速度 | X −0.467g/Y −0.626g/Z 0.622g |
基板をそっと動かすと、X・Y・Zの数字も変わりました。手元の動きと画面の変化がつながると、「ちゃんと反応している」という実感がわきます。止めていても加速度がすべて0にならないのは、重力も含めて測っているためです。
上の数値は、そのときのセンサ出力の一例です。精度を比べる試験ではありません。今回は両方のセンサが認識され、繰り返し値が届くことと、再起動しても動くことまで確かめました。
少し変えて、もう一度試してみる
最初に数字が見えたら、次は自分で少し変えてみましょう。
- 基板をゆっくり傾けて、どの方向の数字が変わるかを見る
- 置き場所を変え、温度や湿度の表示をしばらく眺める
- プログラムの測定間隔を変え、数字が届く速さを変える
AI05には、動きをきっかけに記録する別のサンプルもあります。まずは「測れた」「動いた」を楽しみながら、試してみたいことを増やしていけます。
同じことを試してみたい方は、こちらの手順をご覧ください。
なお、今回はPC側の準備や書き込み、測定値の確認をAIに手伝ってもらいました。Program/RunとResetは人が操作しています。
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